POSTED/2022.06.23
CATEGORY/ リノベーション
知っていますか?浄化槽の種類と仕組み
こんにちは!リフォーム会社・アズマ四国の安田です。
おうちの浄化槽、定期的にメンテナンスしていますか?
つい忘れがち、放っておきがちな浄化槽ですが、今回少しだけ浄化槽についてご説明させていただきます!
Contents
浄化槽の種類
浄化槽には「単独浄化槽」と「合併処理浄化槽」とがあり、現在は「合併処理浄化槽」が一般的になってきています。「単独浄化槽」とは、トイレの汚水のみを浄化するもので、風呂場や台所から排出される生活排水はそのまま川に流されます。平成13年から製造・販売が禁止され設置することが不可能となりましたが、それ以前に建てられた家では「単独浄化槽」が使われていることも多くあります。
一方「合併処理浄化槽」とは、トイレの汚水だけでなく風呂場や台所から排出される生活排水も高い能力で処理する浄化槽です。
合併処理浄化槽の仕組み
合併処理浄化槽は一般的に3層に分かれており、最初の層で大きな固まりと水に溶けた汚れを分解し、ろ材に付着した嫌気性の微生物が有機物を分解します。次の層では、接触材に付着した好気性の微生物がさらに汚水中の有機物を分解します。そして最後に大腸菌や病原菌を薬品で消毒する消毒槽に入り、安全な水に処理します。
浄化槽を新たに設置する場合の補助金
たとえば阿南市民で国の制度に適合する浄化槽を新設する場合、5人槽で172,400円、7人槽で205,200円、10人槽で258,800円の補助金が出ます。古い浄化槽を使っていると悪臭や排水不良が起きやすくなるほか、環境汚染にもつながります。補助金をうまく活用して、新しいものに交換することも検討しましょう。
当社では浄化槽の取り替え設置工事はもちろんのこと、その後の定期点検やメンテナンスも行なっています。
補助金の申請や利用もご相談に応じますので、ぜひこれを機に一度おうちの浄化槽を見直してみませんか?