地価公示発表

先日2013年1月1日時点での地価公示価格が発表されました。

全国的には下げ止まりが見られる中、徳島も下げ止まり傾向で、中には上昇に転じたところもあったようです。

以前不動産業に従事していた頃からこの地価公示の動向はなんとなーくですが見ていました。

都会では不動産バブルもあったりして上昇！という派手な時もありましたが、地方、地元徳島は毎年下げ、下げ、下げという言葉ばかりでした。

四国でも6年前くらいから以前は大手企業や国、県などが持て余した土地を売却して、ブランドの高い土地が戸建て住宅やマンションに変わっていくのを実感していたこともありました。

しかし、リーマンショックで、不動産ディベロッパーが多数行き詰まりました。見込みの薄い地方からの撤退や縮小は早いものです。

新聞では、景気回復感や消費税増税前の影響があり、土地需要は増えているので今後地価は上昇に転じる、と書いていましたが、その反動が出た時、どう軟着陸できるかも考えなければいけません。

今は職人不足を実感していますので、県内の住宅景気は良いと思います。

しかし、仕事があるからと、目の前の仕事にだけ追われてしまうのではなく、その先のことを考えられるようになっておかなければその反動が起きた時に対応できなく、あっという間に経営が立ち行かなくなってしまいます。

私も今は実務に追われる毎日の中でその不安は感じております。

景気の波にだけ翻弄されることなく、お客様や地域社会から必要とされる会社つくりが当社には必要だと思います。

この1年で社員は3名入社しましたし、4月からも1名入社するので、様々な変化の中で少しづつ会社指針を固めていけたらなと思っています。