POSTED/2022.08.11
CATEGORY/ リノベーション
お盆に話しておきたい・確認しておきたいお家のこと
こんにちは!リフォーム会社・アズマ四国の吉岡です。
お盆の時期になりました。今年のお盆は、久しぶりに遠方からお子様やお孫さんが帰省されるお家も多いのではないでしょうか?
ご親族が久しぶりに集まる貴重な機会。もちろん楽しく過ごしていただくのが一番なのですが、今住んでいるお家のことを改めて皆さんで話し合ったり、確認したりする時間をとってみませんか?
家や土地は、自分の代だけで終わるものではありません。いつかは誰かに引き継がなくてはならないものです。まずは家の状態を確認し、皆で共有しておくことが、後々のスムーズな相続に繋がります。
Contents
増築・改築歴があるか
増築や改築をしているかどうか、しているとしたらどこを何年に増改築したのかを、明確にしておきましょう。増改築した部分と既存部分で耐久性などが異なりますし、使っている部材や構造などが異なる場合もあります。また、床面積10㎡以上の増改築を行う場合は建築確認申請が必要になりますが、昔の建物では申請がされていないケースも。よく確認し、必要であれば申請をしてください。
耐震性について
1981年6月以前に建てられた家は耐震基準が改正される前の建物であり、耐震性に不安が残ります。また2000年にも建築基準法が改正され、以降に建てる家は耐震等級1以上が必須とされています。現在お住いの家の耐震性は耐震診断で調べることができますので、ぜひ受けてみることをおすすめします。当社でも手配可能ですので、ご相談ください。
建て替えの可否
建築基準法の改正により、幅4m以上の道路に2m以上接した土地でないと、再建築ができない土地とされています。例えば住宅密集地などで、他の人の土地を通らせてもらって出入りしている家などは、改築は可能であっても一度更地にして新築する、ということができません。自分の家が再建築不可物件に該当しないかどうか、確認してみましょう。
名義や登記について
古くから代々引き継いでいる土地や家などは、名義が誰になっているか、きちんと登記されているかどうかもあやふやになっていることが多々あります。名義や登記について明確にしておくことはとても大切。高齢になってからの調査や手続きはとても苦労しますので、早めに皆さんで確認しておくことをおすすめします。
いつ何が起こるかは、誰にも分かりません。万が一のことがあってもスムーズに引き継げるよう、家の現状、そして考えや想いを皆で共有しておくことが大切だと感じます。お家の相続やリフォームなどでお困りの場合は、お気軽にアズマ四国までご相談ください!