Messageメッセージ
私は就職活動の時に「お客様にとって最大の買い物である住宅を扱うことで感動を共有することで、自己成長したい」との想いを抱いて住宅業界に入りました。
それから20数年。多くのお客様や職人さんたちに育てて頂きました。マンションや一戸建て住宅の新築や改修など、一つと同じものがない現場に携わることができた結果、どんどんと興味が深まっていき、今では天職と思えるようにまでなりました。
住宅とは、その人の暮らし方を表し、生き様を刻んでいる「住む箱」です。造り手側が新築時にどんなに一生懸命考えたとしても、時間の経過とともに住む人や環境、建物は変化していきます。様々な住宅を見てきた結果、今思うことは、一度工事をさせて頂いてお引渡ししてから本当のお付き合いが始まる、ということです。そのためには、お客様の暮らしに「誠実」に寄り添い、現場状況や、また時間の経過と共に「臨機応変」に対応すること。お客様が何か困った時に、友人や知人に相談するような「親しみ」が私たちには必要だと思うようになりました。
また、私たちの企業ミッションは、お客様の「暮らし」に感動を生み出す。を掲げています。これは、建物や設備といった「モノ」だけでなく、お客様がどんな暮らしをしたいか、という「コト」についてフォーカスし、最善を考えるのが私たちの仕事であると思っているからです。お客様にとって本当に良いと思ったご提案をし、情報を提供する。そして工事をさせて頂いて喜んで頂きたい。そのために「技術と情熱で夢をかたちにし、新しい風をもたらす存在となる」という企業ビジョンの達成を目指しています。
この仕事は、どれだけテクノロジーが進歩しようと、全てはAIには置きかわらない分野です。リフォーム計画からお引き渡しまでを通して感じる「人と人との温もり」、機械では再現できない「手作業によるゆらぎ」、痒いところに手が届くような「プラスワン提案」。これらは全て、お客様の夢をかたちにしようとする私たち人間の技術と情熱を持ってこそ成し得るものです。そのためには、日々、「お客様ファースト」で考え、「情熱」を持って考え、「誠実」に現実と向き合い、現状に甘んじず「挑戦」する、というバリュー(価値観)を社員みんなと共有し、お客様へ会社一丸となって最高のサービスと工事を提供できるように精進して参ります。
最後になりますが、昨今の自然災害の脅威を目の当たりにするにつれ「既存建物の適切な維持管理と質向上を図り、地域の安心安全な暮らしを守る」という私たちの社会的意義を強く感じております。住宅はお客様の個人資産でもありながら、社会のインフラでもあるという公共性を改めて意識し、弊社の創業の精神である「地球にやさしい快適な住まいづくり」をこれからも追求していく企業であり続けます。